私立医学部受験ローンと奨学金で入学させた親のブログ

フツーのサラリーマンが子供を私立医学部を受験、入学させました。子供には最高の教育と将来をプレゼントできますが、高額の銀行教育ローンを組んだ親の将来計画が見えなくなりました。でも、フツーのサラリーマンでも子供を私立医学部に入学させることができるんです。


夫が死ぬのを待つ妻 私(夫)もそれでいいと思っている

夫が死ぬのを待つ妻 実のところ自分もそれでいいと

 

長生きしない自由もあると思う

 

定年を9年後に控えています。定年したころに静かに死にたいと思っています。衝動的にそう思っているわけではなく,子供が私立医学部に通うようになってから,いろいろなことを考えて,9年後の定年の直後,あるいは,その後の再雇用期間の5年間でこの世を自然に去ることがいい選択だと思っています。

 

このように書くと少し心を病んでいるかと思われるかもしれませんが,私自身は極めてまじめにそう思っています。いわゆる鬱の症状などは見当たらないので,病的なことはないと思っています。では,なぜ長生きしたくないと思っているかというと,ひとつには家族から孤立していることがあります。これから先,とくにいいことはなさそうです。仕事を定年退職をした後には,社会とのつながりもあまり期待できそうもありません。

 

家族の関係を修復したいとは 経済的にも

 

経済的なことも多分にあります。私自身は比較的大きな会社で管理職をしています。一度も転職をしたこともなく,収入も同世代の平均よりも少しいいくらいです。女房は結婚してから最近まで会社勤めをしたことがなく,子供が私立医学部に入って学費の足しにと一度だけ務めたのですがすぐに解雇されました。上の子供は私立医学部の3年生,下の子供は私立高校の3年生です。私立医学部の学納金は驚異的に高額です。もともと国公立医学部に進学を希望していたのですが,過去の記事にも書いた通り,センター試験に失敗をして,急遽,私立進学が決まりました。

 

私立医学部進学を急に決めたので大変でした。それまではどちらかというと裕福な生活を送っていました。家族中で浪費があったと思います。そして,もともと女房とは仲が良かったわけではないのですが,経済的なことで衝突もあり,そして別居はしているのですが嫁姑の問題もありました。いまは,女房との仲は険悪です。約二年間口を利いていません。口を利かなかったことはそれ以前にもちょくちょくありました。このさき関係を修復するつもりはありません。たとえ修復してもまたおかしくなるだろうし,これはこれで関係を持たずに済むので,それなりに平穏です。

 

私にとって長生きとは 

 

私立医学部の学納金を納めるのに当初すべてを銀行の教育ローンで充当するつもりでした。そのため老後の返済額の大きさに心身症になりそうなことがありました。教育ローンには団体信用があり,自分が死ねば返済が免除されます。老後に経済的に立ち行かないのならば,6年間の学費をローンで支払った直後に死ぬのもいいかなと思ったりしました。そんなことをまじめに考えたことがきっかけで,いつ死ぬのがいいかなと考えるようになりました。

 

その後,地方自治体の返還免除の奨学金と学生支援機構の奨学金の受給が決まり,いったんそのような考えはやめていました。ですが,長生きをしない選択肢もあると考え,長生きをした場合と長生きをしない場合を比較してみました。経済的なことを抜きにしてまず考えました。老後の楽しみと衰えていく心身を天秤にかけてみました。自分にとっては長生きすることがより悲劇だという結論になりました。

 

経済的に定年退職直後がベスト

 

長生きをしないとしたら,いつ死ぬのがベストかといことも真剣に考えました。いつということを考えるにあたっては,経済的なことも明らかにする必要がありました。銀行の教育ローン,住宅ローンの残債,そして死んだ場合の免除,生命保険,現在の年収とこれからの収入見込み,退職金,年金受給,等々です。いろいろシミュレーションした結果,子供が独立するタイミングよりも定年退職まで頑張ったほうが,大きなお金を残せることがわかりました。

 

夫が死ぬのを待つ妻という書籍

 

夫が死ぬのを待つ妻という書籍が上梓されたようです。中身を読んでいませんが,書評を読んだところでは,熟年夫婦では家庭に協力をしない夫に対して妻が積年の恨みを抱く。その結果,家庭が冷える。責任は夫にあるということを言いたいようです。私にとっては責任がどっちにあってもかまいません。夫婦間でよっぽどうまくやらないとこのことは避けて通ことができないと思います。おそらく普通の家庭では程度の差はあっても似たようなことになっていると思います。離婚したらいいじゃないかということに対しては,離婚しないで,じっと夫の死をまつほうが経済的だといいます。私の計算でも離婚しないで私の死を待ったほうが経済的だという結論です。

 

9年後の死を目指して

 

子供を私立医学部に入学させておきながら,入学をきっかけに長生きしないことを選択しました。もちろん医学部は医師を養成して人々の健康に寄与するところです。しかし,多く報道されているように,老齢化が進み,医療現場に圧迫を加えていることも確かなようです。現場だけではなく,若い世代に経済的負担の肩代わりをさせる割合が今後も増え続けるようです。真剣に考え自分の場合は,長生きしないことを選択することにしたわけです。女房はどう思っているか知りませんが,この先自分が死ぬのを静かに待っていれば,経済的には迷惑をかけず楽な人生を歩めるようにしたいと思います。