私立医学部受験ローンと奨学金で入学させた親のブログ

フツーのサラリーマンが子供を私立医学部を受験、入学させました。子供には最高の教育と将来をプレゼントできますが、高額の銀行教育ローンを組んだ親の将来計画が見えなくなりました。でも、フツーのサラリーマンでも子供を私立医学部に入学させることができるんです。


2015-9-5 私立医学部受験 親が受験を勧める理由と覚悟

2015-9-5 医学部受験の志望校を考える時期になりました。私立医学部に親が受験を勧める理由と覚悟を考えてみました。

 

親にとって受験準備の時期は今

 

どこの高校、予備校も授業が始まったことと思います。高校では指定校推薦希望者の人選のための会議が始まることかと思います。私立医学部ではAO入試の願書受付が始まっています。一般入試で医学部を受ける受験生は9月10月の模擬試験の結果を見て受験校を決めることが多いようです。

 

多くの医学部志願者は国立大学が第一志望だと思います。この時期に私立医学部を考えている受験生は、はじめから私立狙いであるか何か特別な理由があると思います。受験生の親にとっては、学費の面から考えて国立に是非受かってもらいたいと思い、国立を中心に準備を始めていると思います。

 

ところが、国立医学部の一般入試の受験チャンスは前後期あわせて2回だけです。この2回のチャンスもセンター試験を失敗すると台無しなります。センター試験を失敗しなければいいのですが、万が一のことも考えておくべきだと思います。とくにすでに浪人をしていてこれ以上浪人ができない場合は、私立大学の受験・進学を真剣に考えるほうがいいと思います。私の子供の場合はセンター試験に失敗して、急遽、私立医学部に志望を変更しました。このことは大変でした。その経緯がこのブログにつずられています。

 

親が子供を私立医学部に入れる理由

 

さて、すこし、視点を変えたいと思います。親が子供を私立医学部に入れる理由を整理して、受験校を考える切り口にすればいいと思います。

 

子供がどうしても医師になりたいと希望している

 

子供の将来の夢をかなえるのは親の仕事だということは皆さんが納得することだと思います。今も昔も将来つきたい職業の上位に医師が入っています。多くの子供は漠然とした夢で終わり他の職業を選ぶのですが、真剣に医師になりたい場合、受験という関門が立ちはだかります。国立、私立を抜きにして医学部医学科に入学・卒業して医師国家試験に合格しなければ医師になれません。

 

すでに何回か記事にしていますが、大都市近郊の国立医学は超難関です。東大の理工系の難易度をことごとく超えています。地方の中堅医学部で東大と同等、新設の地方の医学部で、東大と早慶の間位の難易度だといわれています。最初に書きましたが、国立大学の入試の機会は2回しかありません。少ないチャンスですから模擬試験などで多少の余裕があっても必ず合格するというわけではありません。多少学力に不安があるとなおのことです。

 

このようなことを考えると、子供がどうしてても医師になりたいと希望していたら、子供はともかく親は私立医学部受験の途をつけてやることになると思います。

 

子供が私立医学部を受験するときの親の覚悟

 

私立医学部進学者には医師家庭の子供も多数います。たとえば親が開業医ならばさほど覚悟はいらないと思いますが、一般家庭の場合は、とにかく経済的なことを覚悟しなければなりません。少ないところで、6年間の学納金は2000万円くらいです。ただし、こういう大学は人気があり、地方国立医学部よりも難しいのが普通です。学納金は3500万円を見込むべきだと思います。このほかに、アパートを借りてくらすことも必要です。医学部のカリキュラムは大変です。たとえ1時間の通学時間でも日々の学習の妨げになると思います。こう考えると6年間の総計は4500万円でしょうか。

 

ここであきらめてしまってもいいのですが、親としては子供が不憫に思えます。ですから、今のうちに私立医学部に入学させることができそうかを具体的に考えておくべきだと思います。また、親の覚悟として、その場合将来も含めた夫婦の生活の質をどこまで落とせばいいかということもシミュレーションする必要があるかと思います。

 

学費を払っていくための根拠として、今までの預貯金などのたくわえとこれからの6年間で拠出できる費用、これらが自己資金ということになります。このほかに処分してもかまわない資産があれば心強いです。多くの場合はこれらで4500万円の拠出は無理でしょうから、学生支援機構の奨学金、医学生のための修学資金を検討するべきだと思います。そして、銀行ローンの順番になると思います。

 

はたして、負債を抱える場合、親の定年までに払いきれるのか、また、子供が医師になった場合、子供が何年後に完済できるのかなどということも調べると心強いです。

 

私の場合は、私立医学部受験を本当に決めたのがセンター試験直後、繰上げ合格をもらったのが3月上旬、入学が決定したのが中ごろです。その間に、銀行ローン、奨学金に応募、経済的な見通しを立てるなどを行いました。入学当初は見切り発車でしたので、少なくとも子供は卒業できそうだとはわかっていましたが、私たち夫婦の老後に不安がいっぱいでした。

 

奨学金が決まり少し安定したのが5月の連休後ぐらいです。そのあと、本当に安定してきたのが7月ぐらいです。受験から約半年は不安定な時期を過ごしたことになります。私立医学入学に際して経済的不安がある場合、正常になるまで半年もかかったということになります。来年の4月の入学時点では不安がないようにするべきだと思います。その準備はちょうど今ということになります。