私立医学部受験ローンと奨学金で入学させた親のブログ

フツーのサラリーマンが子供を私立医学部を受験、入学させました。子供には最高の教育と将来をプレゼントできますが、高額の銀行教育ローンを組んだ親の将来計画が見えなくなりました。でも、フツーのサラリーマンでも子供を私立医学部に入学させることができるんです。


2014-8-25 予備校について 代ゼミリストラに寄せて

2014-8-25 代ゼミリストラに寄せて、予備校について思うことを書きます。

 

先日の代ゼミのリストラ報道には大きな衝撃を受けました。思えばハイティーンのころ受験生活にどっぷり漬かっていたので予備校がリストラを断行しなければならくなった時代の変化をひしひしと感じています。

 

予備校が受験の指標として定着させてきた偏差値があまり好きではありませんでした。偏差値は受験生それぞれの学力を測るバロメータとして導入され、受験生が全国的にどのくらいの位置にいるかという確認に用いる分にはとてもいいものだと思います。

 

偏差値は同時に大学の序列化を進めました。予備校の出す合格可能圏偏差値は、受験生にとってとても便利でしたが、少しでも偏差値の高い大学へ入学をする傾向を作りました。大学は偏差値によって階層化が進められました。大学にはそれぞれのいいところ悪いところ、校風、カラー、歴史というものがあり、もともと、バラエティーがありました。

 

しかしながら、偏差値を指標に受験生が集まり、偏差値で分割された受験生が入学をしてくることによって、各大学は個性を大切にするよりも、予備校の出す偏差値をいかに上げるかに腐心しました。大学の発展は、それぞれの大学が個性のある有用な研究をし、人材育成、社会貢献を推進して初めて成し遂げられるものだと思います。この世の中は、決して偏差値のような一面で評価されるような単純なものではなく、複雑な多面性を内在しています。強くてたくましい社会を作るためにはさまざまな多様な人材が絶え間なく供給される必要があります。

 

少なくともここ20~30年間は偏差値による序列化がすすみ、大学では本来果たすべき役割ではなく、偏差値を上げる取り組みが優先されていたように思います。偏差値で序列化された中堅以下の大学では見かけ上の偏差値を引き上げるため、さまざまなことをしました。たとえば、指定校、公募制推薦入学の定員枠拡大、高校の付属系列化、AO入試の実施。これらの入試は導入時にそれぞれ本来の目的があったはずですが、最終的には一般入試の定員枠の縮小よる見かけ上の偏差値の底上げに利用されていたと思います。一般入試も、前・後期、センター利用など細分化されてきました。

 

その結果、中堅以下の私立大学では9月以降毎月何らかの入試があるという状況になりました。皮肉なもので、入試が多様化して、偏差値と大学の実態が乖離し始めました。さらに、現役志向が高まり、今回の代ゼミのリストラに至る一連の流れを作り出したといえそうです。

 

さて、予備校にはいろいろな思い出があります。私がはじめて夏期講習に参加したのは中学2年生です。13・14歳のころの話です。私の場合、一浪をしていますので、お世話になったのは19歳までです。いろいろなことを講座からも、それ以外のことからも教わりました。国語の授業を通して、いろいろな作家を知りました。小林秀雄の評論に触れ、かぶれて、調べつくしたことがありました。プロレタリア文学に接したのもきっかけは予備校です。高校の授業はあまり好きではなかったですが、授業を終えたあと受講しに行った予備校の授業は大好きでした。英語は基礎を徹底的にやりました。速読・多読の方法も習得しました。これは今でも役立っています。

 

予備校にいるときは全国を意識できました。模擬試験を受けると1位から100位程度まで、氏名、高校の名前が掲載されます。日本全国には上が必ずいるものだと思い、頑張る励みになりました。

 

もちろん、高校で得たものもいっぱいあります。しかし、予備校で過ごしたことがいろいろと思い出されます。講師陣がプロだったこともあるでしょうし、勉強のほかにはすることがない特殊な環境だったからかもしれません。私自身の人格が形成されたといってもいいと思います。

 

さて、これからは、代ゼミのリストラをきっかけとして予備校の考え方が変わると思います。変化するものだけが生き残る、と思います。期待しています。

 

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