私立医学部受験ローンと奨学金で入学させた親のブログ

フツーのサラリーマンが子供を私立医学部を受験、入学させました。子供には最高の教育と将来をプレゼントできますが、高額の銀行教育ローンを組んだ親の将来計画が見えなくなりました。でも、フツーのサラリーマンでも子供を私立医学部に入学させることができるんです。


2014-8-24 代ゼミリストラ 地方格差 Y-SAPIX 

2014-8-24 代ゼミのリストラを地方格差という点で捕らえて見ました。これからのY-SAPIXについて思うところを書いてみました。

 

代ゼミの昨日のリストラ報道は大変衝撃的なものでした。全国27拠点のうち20拠点から撤退をして、6都市7拠点に絞るというものです。残る拠点は札幌、新潟、東京、名古屋、大阪、福岡だけになる模様です。報道によって若干違いがあるようですが、リストラ人員は100名から400名になるようです。職員、講師の扱いも良くわかりませんでした。受講生を含めて、関係者は大変心配なことと思います。

 

20年位前からでしょうか、代ゼミ駿台河合塾を中心に地方都市への進出がはじまり、過当競争ではないかというくらいに駅前の一等地に予備校のビルが建ちました。18歳人口の減少が叫ばれる中、進学率の上昇があるために大きな落ち込みは見せないものの、大学受験者数はここのところ斬減をしていました。そのような状況で、地方へ大掛かりな展開ができていたのは不思議でした。今思うと、どうも、合併系列化がすすみ、競争が激化した表れだったようです。

 

受験者層の志向が変わったことも指摘されています。現役、少人数または個別指導志向が予備校に構造的な変化を促しているということです。旧来の予備校は浪人生を対象に人気講師が大教室で大人数を相手に座学をすることで成り立っていました。いまの受験生は面倒見の良い指導を望んでいて、少人数あるいは個別指導が人気を集めています。この傾向は高校低学年のときからあって、高校合格と同時に予備校に申し込むということも珍しいことではなくなったようです。

 

もうひとつ、大きな傾向に首都圏志向があります。18歳人口の減少はもちろん受験者の減少につながりますが、さまざまなデータによると、首都圏のこれからの18歳人口は減少せずに微増します。一方で、全国の大学のアンケートによると今後学生定員を減少させると答えた大学はほとんどないということです。このことから導き出されることは、少し乱暴な解釈ですが、地方の大学では入試が易化して、首都圏ではほとんど変わらないということになります。

 

地方の予備校の経営には厳しい状況が予想され、今回の代ゼミのよう対応がこれから他の予備校で起こっても不思議ではなくなります。地方からの難関校への進学を担っていた予備校が撤退すれば、地方の高校生への影響が出てきます。一方で、受験者層の首都圏集中は地方国立大学の学力低下を招きます。地方私立大学では定員割れを起こして経営が苦しくなる大学が増えるものと思われます。

 

将来を担う人材の育成はその国の次世代の姿に大きく影響を及ぼします。こうしてみると受験の段階での地方格差は次世代の地方の姿に暗い影を落としている気がします。

 

さて、数年前にSAPIX代ゼミの系列に入りました。SAPIXはそれまで独自路線をとっていて、中学高校受験に輝かしい実績を上げています。代ゼミの系列に入ってから、地方の代ゼミの校舎に抱き合わせるように入っているのを見かけます。SAPIXはもともと中学高校受験を出発点としていますので、少人数、個別指導を基本としています。そういう意味では今の受験生の要求を満たしています。今回のリストラ報道の一部に、高校二年生までのクラスは各校舎のSAPIXで授業を引き継ぐというものがあります。

 

SAPIXがリストラをきっかけにどのような動きを見せるかは、まだ報道がないようです。今後に試練が待っているかもしれません。SAPIXに通わせている生徒の父母は教育熱心な方が多いようですので、ご心配も人一倍していることと思います。もうすぐ、今後の身の振り方が出ると思います。SAPIXには、是非がんばってほしいものだと思います。

 

2014-8-23 代ゼミがリストラ 受験生減少で